詩と小説の書籍とzineなどを販売しております。
白昼堂々堂へようこそ。
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リアルレアリズム宣言 / オカワダアキナ×ひのはらみめい×泉由良
¥700
2018年9月、文学フリマ大阪の前夜にお泊まり合宿をした際に書き下ろした、お互いにお題を出し合いっこしてつくった手製本の赤い本(『シュルレアリスム宣言2018』) 2019年、更に互いに課題を与え合って執筆された短編を足して、製本された1冊の本になりました。リアルレアリズム宣言。を、我々は、唱える──。 あのとき、あのひとを、ああいう風に愛せばよかったんだって、 気付くのはいつもあとだな。 シュールで少し狂っているのに、たいそう真面目に書かれた三人誌の短篇集です。
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『さめない』『そこあまで444書』セット
¥1,400
2021年、オンライン通販型文芸即売会「尼崎文学だらけ」から派生した2冊の文庫本のセット販売です。単品でそれぞれご購入されるより少しお得。
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『さめない - スターバックスコーヒーアンソロジー-』
¥1,000
2021年尼崎文学だらけから派生した、スターバックスコーヒー・アンソロジィ小説集。 ■著者・作品一覧 1.にゃんしー「私だけの場所」 2.霜月ミツカ「コーヒーフラペチーノはずっと苦い」 3.尾内以太「二時間だけの莫迦面」 4.みなもとはなえ「あなたには全く関係ない話」 5.桜鬼「巡り巡る」 6.ひざのうらはやお「スタバにまつわるエトセトラ」 7.壬生キヨム「スターバックスの地縛霊」 8.へにゃらぽっちぽー「おしゃれなコーヒー屋さん」 9.泉由良「おやすみスヤノン」 巻末に各筆者のスタバ推しメニュウと、推しスタバ店舗を記載。 目の覚めるアンソロジィ。
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『そこあまで444書』
¥700
2021年尼崎文学だらけから派生した、「444書〜お題に沿って大体444文字で文章を書く企画〜」の書籍版です。 web企画上の444文字テーマ(『スープ』『文房具』『雨』『路地』『夢』『海』『僕の・私の本屋さん』)に加え、書き下ろし「耐久! 続行乱舞! 444文字/1400文字/2400文字」と併せた一冊です。 1篇は基本的に見開き2頁で(大体)444文字。 辛口、甘口、ギャグからシュール、泣かせるものまで、何処から読んでも面白い200頁文庫本。 岸本める・北中ねむ・サカトゲヨリオ・空豆・ひぐま 王木亡一朗・尾内以太・七歩・ひざのうらはやお 泉由良・にゃんしー
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thunderbolt
¥2,000
虹村市の女子高生・虹村雷には、ふたりお父さんがいる。 同性愛者が多く暮らすその町では、 おかしいことではない、と、学校で習った。 おかしいと感じてはいけない、と、みんなが言った。 だから虹村雷には、「ふたりのお父さん」との接し方が分からない。 「ふたりのお父さん」に与えられた野球は、 歯向かうための手段だったのかもしれない。 「ふたりのお父さん」に対してであり、 同性愛がまともなこの世界に対してであり、 それをまともではないと感じる、自分に対してであった。 雷のように、すごく高いところから飛び降りたいとずっと思っていた。 雷に打たれると、性別が変わることがあるという。 「ふたりのお父さん」を雷で打って、まともにしたかった。 弟は言った。 「『ふたりのお父さん』が異性愛者になったら、姉ちゃんは襲われるよ」 「僕が『ふたりのお父さん』に何もされていないとでも思ってた?」 同性愛者を異性愛者に変える薬をもらった。 でもそれを誰にどうやって使えばいいのか分からない。 世界をさかさまにする、意味を見出せない。 それは、その薬を飲むと、野球ができなくなるからなのか。 それとも、自分が惨めだったからなのか。 弟は言った。 「姉ちゃんは生理のとき、世界中を嫌うような匂いを漂わせてる」 日本シリーズ第七戦は、国民投票と同じ日だった。 過半数の賛成を得て改憲が決まれば、この国でも同性婚が認められることになる。 虹村雷は、投票に行くことはなく、日本シリーズのマウンドへ上がる。 あたかもその登板こそが、投票であるかのように。 「サンダーボルト」という、自分を定義する最強の変化球を携えて。 LGBTや全てのマイノリティを問うのではなく、答えるのではなく、語るのでもなく、 ただそこに生きた人々の群像を描く野球純文学。 弟は言った。 「僕は姉ちゃんを愛している」
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Poetry Sky Walker -PSW- / アンソロジー
¥700
Poetry slam Japanが発足して2年経った頃、 ポエトリースラムの為のテキスト集として本書は編纂されました。 詩人・小倉拓也、そにっくなーす、にゃんしー、馬野ミキ、泉由良 B6版72頁 ポエトリースラムジャパン決勝で馬野ミキが実際に朗読した詩のテキストの他、 PSJ予選でそにっくなーすが朗読した詩、 また、各地のSWS(スポークン・ワーズ・スラム)でにゃんしーが朗読した詩、 YSWS(ヨコハマ・スポークン・ワーズ・スラム)主催のひとりであった小倉拓也、 同じくYSWSの審査員を2回務めた泉由良の4人のテキストを収め、 闘う詩語を編みました。 見つめてるあいだは空間はストップモーション、人生は映像ではない いつのまにか死んでたいくつかの組織が 浸出液を吐き出しきって 新しいものに再生しようとしている。 年老いたってまた生きれる。 (そにっくなーす「旅に出る理由」) 公式webでは一部朗読音源の視聴が出来ます。 子供をつくろう、ぼくらは ぼくたちはあまりに多くの人を 失ってしまったから 子供をつくろう 埋め合わせるためでなく 失ってしまった人のことを伝えるために そにっくなーす「旅に出る理由」「築地日記」「かたっぽの手袋」 小倉拓也「少年期の思い出」 にゃんしー「子供をつくろう」 馬野ミキ「メルシー・スカイウォーカー」「アルジェリア」「「言葉、山本エリカ」について」 泉由良「では、何のために?」「あいしていましたとたぶん呟く」
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満室になる前に / 委託販売・アンソロジー
¥800
日本ごうがふかいな協会からの委託販売です。 ラブホテルに入る前と出た後だけを描写し、 室内のことを書かないで、ラブホテルについて描くアンソロジー。 ・藤ともみ ・ひのはらみめい ・madeleine ・ひざのうらはやお ・泉由良 ・オカワダアキナ ・シワ A5版|102頁