詩と小説の書籍とzineなどを販売しております。
白昼堂々堂へようこそ。
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有名な空 / 馬野ミキ
¥1,500
『子供の晩年』、『金(キム)』を経て、白昼社φ文庫より3冊目の詩集。 全184頁、およそ30篇を収録。 詩集を出す度に自分の望遠鏡と顕微鏡のピントがうまくあっていきより きめ細やかにそして自分もせかいに拡大、浸透していくようでわくわくする 社会が気に食わなくてでも 社会に愛されたいと思っている そのような常に矛盾の狭間から自分の言葉は ぷるぷる震えながら出る だから一行先二行先にどんなことを書くのか 自分でも分からないで書いているし そこはおもしろいかな 身と心と言葉、ぜんぶ揃えないと踏み出せない そこはおもしろいかな 読めない漢字とかない本です 抽象的な言葉の綱渡りとかしない、 読み手の想像力に任せるとか無責任な事いわない 一般的な中学卒業程度の国語力で読めるようにしてある現代オルタナティブポエムの詩集です。 (著者より) 著者の生活のなかの、妻、息子、故人である弟、別れと出会い、彼の子ども時代を縦横る詩と、思わず小説に没頭するようにつくりの入った創作性の高い詩の両面を併せ持ち、第一印象の厚みを忘れ、すらすらと読める一冊になった。著者の著す文章に類似した詩人は、おそらくまだ登場していない。 (出版社より)
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金(キム) / 馬野ミキ(第二版)
¥1,000
本書は『下敷きで光を』(ポエトリージャパン発行)および、これまでに制作した詩を再編纂し、 一冊に纏めたものとなる。 ===== 第二版が出ました(お値段上がりました)。フォントサイズや言葉の一文字、一文字を見直し、初版として発行する気持ちと同じ気概で制作致しました気概です 馬野ミキと、彼のマインドフレンド「キム」とを巡る詩の冒険へ ヤリタミサコさんに推薦文をいただいております
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子供の晩年 / 馬野ミキ
¥600
詩は、余白の芸術だと 田村隆一は言った。 ミキの余白は、誰より美しい。 (三上寛 推薦文) わたしは、ありふれたものから詩をつくりたい 語の組み立てと結びつきの力はそれほど大きく、 万人の共有物から取り出して来たものにはそれほど大きな栄誉が与えられる。 ホラティウス(65-8 B.C.) (序文より) 無職透明、太陽の42歳 馬野ミキ幻の処女詩集ここに復刊! 2ちゃんねるのスレッドから始まった現代詩、才ある詩人は決して埋もれることは無い。 詩、孤独、優しさ、正午、夜、そして死。 死ぬんだ 圧倒的に死ぬよ 完璧に 死ぬんだぞ 知ってる? 死だよ わかんないだろ? 全員だよ 全員集合系 死さ いなくなるんだよお前 わかる? 0だよ 生活とか現実とか関係ないんだよ まじで。 (「せいかつ」より) つまり見たいように世界を見てそのありのままを書くのだ 書きたいものを選ぶのだ そして何を見たかったかについて知るのだ! (「ポエム死者の書」より) 俺は一人ぼっちだった つまり完璧だった
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Poetry Sky Walker -PSW- / アンソロジー
¥700
Poetry slam Japanが発足して2年経った頃、 ポエトリースラムの為のテキスト集として本書は編纂されました。 詩人・小倉拓也、そにっくなーす、にゃんしー、馬野ミキ、泉由良 B6版72頁 ポエトリースラムジャパン決勝で馬野ミキが実際に朗読した詩のテキストの他、 PSJ予選でそにっくなーすが朗読した詩、 また、各地のSWS(スポークン・ワーズ・スラム)でにゃんしーが朗読した詩、 YSWS(ヨコハマ・スポークン・ワーズ・スラム)主催のひとりであった小倉拓也、 同じくYSWSの審査員を2回務めた泉由良の4人のテキストを収め、 闘う詩語を編みました。 見つめてるあいだは空間はストップモーション、人生は映像ではない いつのまにか死んでたいくつかの組織が 浸出液を吐き出しきって 新しいものに再生しようとしている。 年老いたってまた生きれる。 (そにっくなーす「旅に出る理由」) 公式webでは一部朗読音源の視聴が出来ます。 子供をつくろう、ぼくらは ぼくたちはあまりに多くの人を 失ってしまったから 子供をつくろう 埋め合わせるためでなく 失ってしまった人のことを伝えるために そにっくなーす「旅に出る理由」「築地日記」「かたっぽの手袋」 小倉拓也「少年期の思い出」 にゃんしー「子供をつくろう」 馬野ミキ「メルシー・スカイウォーカー」「アルジェリア」「「言葉、山本エリカ」について」 泉由良「では、何のために?」「あいしていましたとたぶん呟く」
